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作文テーマ「雨のち晴れ」 |
<手書きのメッセージ>
小雨がぱらつく12月のとある日曜日。 私は早朝から世論調査のバイトをしていた。 新聞社によって無作為に選ばれた人を訪ねるもので、ノルマはひとり10人。 私は、すぐ終わるだろうと傘も持たずに歩き始めた。
3時間ほどですべての家庭を回り終え、結果はたったの2人。 留守や、忙しいからという理由で断る人が大半だった。 そういうケースは「改めてお伺いします」とパソコンで打った無機質な手紙を渡しておくのだ。 もっと粘り強く交渉しよう、と自分を奮い立たせて2周目の訪問をはじめた。
「しつこいんだよ」玄関を開けた瞬間に、まるで汚いものを見るかのような、嫌な表情をされた。 「失礼しました、またお伺いします」と必死の笑顔で玄関を後にする。 外に出ると、今の心境を表すかのように、雨は強くなっていた。 カバンから傘を取り出し、トボトボと次の家へと向かった。 1回目の訪問では、留守だったWさんだ。 ピンポーン、とベルの音だけが静かに響く。反思わず白いため息がこぼれた。 ふとポストに目をやると、先ほど入れた手紙がそのままにしてあった。 もし帰ってきたら読んでもらおうと、 その紙の裏に連絡先と短いメッセージを書いて、再びポストに入れた。
助けを求めるように、本部のオペレーターに報告をすると、 「もう一度回りましょう!」と元気良く言われ、泣きそうになった。 また不在だったら嫌だな。そんな不安を抱えながらWさんの家へと近づくと、紙が消えていた。 祈るような気持ちで、インターホンを押す。 すると玄関からと40歳ほどの男性が現れ、調査に協力してもらうことができた。 無事に調査を終えると、「寒かったでしょう」とコーヒーを出してくれた。 何でも、手紙に書いた文字が震えていたらしい。 思いが伝わったことが、何より嬉しかった。
「ありがとうございました」深く礼をして、玄関を出る。 どうやら雨は上がったらしい。
(773文字)
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ミャンマーとうこっけい |
遅ればせながら、ミャンマー&うこっけいの感想を書かせていただきます。
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世論調査 |
明日は世論調査アルバイトの説明会に行きます。 おそらく、守秘義務などもあるでしょうが(;・∀・)
率直に言って、かなり楽しみです。 予想としては「断られる・怒られる」などの過程が大半でしょう。 それが、国民の意識だとすれば、非常に興味深いものがあります。
なんのために世論調査が行われるのか。 調査される人はどう感じるのか?
怒られる不安と、好奇心が混ざってる感じです。
作文のネタになる!とニヤニヤしながら行って来ます。 これもまた、勉強になるかと。
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作文テーマ「道」 |
<道案内>
「すいません、法学部棟はどこでしょうか?」 振り返ると、そこには目を閉じ、ステッキを持った男性が立っていた。 腕時計に目を向ける。授業が始まるまで、かなりある。
「一緒に行きましょう」と笑顔で応え、はっとした。 目の不自由な彼に、笑顔は伝わらない。 そう思うと急に、どう接したらよいのか不安になった。
彼の横に立ち、手を差し出した。すると彼は、やさしく私の手をとり 「ありがとうございます」と、さっきまで私が立っていた方向に礼をした。 今いる場所から目的地まではおよそ300m。 ゆっくりと、彼の歩幅に合わせて進みながら、話をした。 彼は、遠藤君といい、私と同じ大学生だという。 すると、前から私の友人が歩いてきた。
「おはよう」友人の声に、下を向いて歩いていた遠藤君が顔を上げ、会釈をした。 友人はその様子にとまどっているようだった。 すれ違う際、私は小声で「またあとで」と言った。 遠藤君の姿を見て状況を把握したのか、友人は早々と去っていった。
その直後、遠藤君は「すいません」と私に謝った。 おそらく、私が友人と会話できなかったのは、自分のせいだと感じたのだ。 その言葉を聞き、胸がしめつけられそうになった。 彼は、日々どれだけ周囲に気を使いながら生きているのだろう。 そう思うと、なんともいえない気分になった。
目的地に着くと、遠藤君は「ありがとうございました」と礼を言い、手を離した。 そして、カツカツとステッキの音を響かせながら、教室の中へと消えていった。 彼の背中を見つめながら、彼はどんな世界を見ているのだろうと考えた。 相手の気持ちを理解してみよう。 そして、私は目を閉じ、大学内を歩いてみることにした。
周囲の音が大きく聞こえる。 慣れた道なのに、まるで見知らぬ海外の街をひとりで歩いているような気分だった。 怖くなって、目を開くと、手には汗がにじんでいた。
私は遠藤君に道を教えてあげた。 彼は私に、忘れかけていた「感覚」の大切さを教えてくれた。 (799字)
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作文テーマ「倫理」 |
<気づかう心>
気が付くと、私は南浦和駅のホームの階段を、2段飛ばしで駆け上がっていた。 車内で倒れた、見知らぬ人がいることを知らせに。
「車内での通話はご遠慮下さい」アナウンスの声に顔を上げると、 乗客は皆下を向き、携帯電話に夢中だった。 雑誌を読んでいた私も、つい携帯を取り出してしまった。 21時、新着メールはない。
電車内で携帯をいじることが「普通」になったのは、いつからだろう。 数年前までは車内アナウンスも「携帯電話のご使用はおやめください」だったはずだ。 そんな考えをよそに、乗客は死んだ魚のような目をして、 携帯の画面を見つめている。
電車が南浦和に到着する頃、「うぅっ!」と優先席の方で誰かが悲鳴を上げた。 優先席に座っていた女性だ。つい、私は立ち上がってしまった。 同時に、さっきまで携帯の世界にいた数名の乗客が「大丈夫ですか!?」と女性の周りに集まってきた。 見ず知らずの人達が、見ず知らずの女性を心配し、何とかしようとしている。 冷たい床に倒れこみ、苦悶の表情を浮かべている。どうやら身篭っているようだ。「大丈夫?」と耳元で声をかけているおばさんがハンカチを取り出し、指に巻き始めた。 指をギュッと噛み付かれていたが、おばさんは笑顔だった。 私は、必死で自分に出来ることを考えた。 列車が駅のホームへ入り、ドアが開くのと同時に駆け出した。 「急病人です!」怒鳴りこむように、駅長室に飛び込んだ。
駅員の後ろからホームへ戻ると、倒れた女性は素早くタンカに乗せられ、運ばれていった。 周囲にいた人々は、まるで自分の家族が倒れ、運ばれるのを見守るかのように、 安堵と不安の入り混じった表情を浮かべていた。
「急病人のため~」と車内アナウンスが響く。元の席へ戻り呼吸を整え、辺りを見回した。 手助けをした隣のサラリーマンも、前のOLも、携帯は持っていなかった。 モラルは守る心ではなく、気づく心、気遣う心だと強く感じた。
(785字)
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作文テーマ「サプライズ」 |
<父親の背中>
「今日、飲みに行かないか?」 普段めったに会話をすることのない、父からの突然の提案だった。 岩のような大きな手に、パンチパーマの父が、色あせた緑色のジャンパーをはおり、玄関の扉を開く。私はその後ろから、歩いて10分の飲み屋を目指した。
私は、父が苦手だった。頑固親父の見本のような人で、 小学校の頃、私がいじめられて泣きながら家に帰ると、 「男ならやりかえせ」と何度も怒鳴られた。 中学の頃から働き、最近では新築した家の庭の手入れをするのが日課の父も、 もうすぐ定年を迎える。
「あら、今日は倅さんと一緒かい?」のれんをくぐると、ざわつく店内から声が聞こえた。 父は無言のままカウンターの席に腰掛けた。私も少し戸惑いながら隣の席に座った。 「とりあえず、乾杯するか」家を出てからはじめて父が言葉を発した。 テレビの野球中継と、話し声がこだまする店内で、チンというグラスがぶつかる音がした。 私は、何を話したらよいのか、検討もつかなかった。 まるで受験生が合格発表を待つような、そんな緊張を感じた。 特に会話もないまま、お酒だけがなくなっていく。私は全く酔えずにいた。
焼酎が日本酒に変わる頃、父は自分が20歳だった頃の話をしはじめた。 親とのケンカ、仕事の苦労、母との出会い。そんな話すべてが驚きで、 初めて父をひとりの人間として見れた。
店を出ようと席を立った父の足元はフラつき、つい後ろから肩を支えて、驚いた。 父の肩幅は小さくなり、色あせたジャンパーの肩があまっている。 思い出の中の父の姿とは、全く違っていた。会計でお金を取り出した父の手は、 しわが目立ち、私の手よりも小さく見えた。
店の外に出ると、秋らしい肌寒い風が吹いていた。 「俺の夢がひとつかなったよ」よい気分だったのだろう、父がぼそりとつぶやいた。 ひさしぶりに見た父の笑顔に、私も思わず笑みがこぼれた。
(800字)
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ブログ復活 |
掲示板にて、M田さまがお礼の返事は結構ですとおっしゃて いただいたのですが、この場を借りて御礼申し上げます。 ありがとうございました。 (以前は作文のほうにもコメントして頂き非常にうれしい限りです…)
ここ最近は作文に苦戦していました…。 ようやく実感ではないですが、「読み手の気持ちを考える」ことが どういうことかを理解してきた気がします。
もし、このブログの作文を読んでくださる方の中で、 気づいた点、感想でも何でも結構です。
コメントを頂けたらと思います。
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面接 |
とにかく、気がつくことが出来ました。 自分には何が足りなくて、どうすればいいのか。
あとはそれをやるべき時間を、うまく配分していくことでしょうか。
4年生の皆さん、先生をはじめ岸様、OBの皆様、 お忙しい中、ありがとうございました。
この時期に出来たのは非常に大きかったと思います。 今回の経験を活かして、さらに自分を高めていかなくては。。。
他人の面接を見るのもためになるんだなぁ…。
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水曜どうでしょう占いしてみました |
<おみくじ>
中吉
猛牛や岩石が行く手を阻み、豪雨や猛暑が身体を痛めつけようと、 ゴールは必ずやって来る。
願望:願えばかなう
待人:必ず現れる
失物:タインさんがみつかる
旅行:一生の思い出となる
→とりあえず書きたかっただけです。でゅふ。
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うおー |
某ヒロタさんのブログで泣いた。。。 午前5時半に…
悔しいからコメントには書かない(つД`)
さて、今日は休みだから企画を10個考える縛り! ふおー!!
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